【初めてシリーズ】小学生3年生が1日でスキーを滑るまで
小学校3年生の息子が突然「スキー行きたい」と言い出しました。子供が自分から何かやりたいと言うことが今まではなかったので、重い腰をあげてスキーしてきました。
当日はリフトにのらず、緩い斜面でひたすら練習し、すべれるようになったのでそのトレーニング方法を教えたいと思います。
運動神経が良くない子でもこのやり方なら1日ですべれるようになります。
ボーゲンで立ってみよう
まずは、緩やかな坂の上まで板を担いで登りましょう。その時、子供の板は親が持って行ってあげてください。子供にとって雪山を歩くだけでもだいぶ体力を消費します。子供の体力はすべることのみに使いましょう。
スキーを履かせたらボーゲン(ハの字)にしてその場で立たせてみてください。足の開きが悪い場合、ズルズルとすべってしまいますが、その場合は強制的にハの字を広げてあげてください。
その場で30秒くらい止まることができたら合格です。
ボーゲンでまっすぐ滑ってみよう
次は、立った状態から少しハの字を小さくしてすべり出します。この時、小さくするのはほんの1センチくらいずつ狭める感じです。感覚がわからない場合は、その場で軽く足踏みするでもよいかもしれません。足踏みすると意識していなくても少しずつ狭まります。
すべり出したらハの字の大きさは変えないことを意識してください。ここまでは止まることを教えていないので回りに気を付けながらすべってください。
5メートルくらい進めれば合格です。
ちょっと滑って止まってみよう
次は止まることを教えましょう。最初は先ほどの練習のまっすぐすべると同じです。ハの字で立たせて、ハの字を狭めて進みます。その時、1センチ進んだら、ハの字を大きく開いて止まらせてみましょう。
1センチでも進んでから止まるのは実は難しいです。 止まれない場合は大げさにハの字を開くか、もう少しなだらかな斜面で試してみましょう。
1センチ進んで止まるを10回繰り返してできれば合格です。
最後に
まずは子供が滑りたいという気持ちを大事にしてください。
たとえスキーが上達しなくても、スキー場からの帰り道に子供からまた行きたいと言われたら初スキーは成功です。